Apple M1チップ搭載機の快進撃始まる!市場でintel系PCのシェア侵食の予想!
■Apple M1チップ搭載のMacは革新的高性能を発揮した!
私は68K世代の旧々MAC経験者だが、M1チップがここまですごい性能を秘めていたとはまったく想像できなかった。
◎M1 Macのメリット
1、8GBメモリで低価格のものでも高速動作するのは驚嘆する。
2、動画編集、画像処理系ソフトの高速動作。
3、バッテリーが長時間持つ、対消費電力性能の劇的向上。
4、インテル版MacアプリもRosetta 2により動作する。
5、圧倒的に豊富なiosアプリが動作する。
6、仮想化ソフトの対応によりWindowsが動作する可能性が高い。
▲M1 Macデメリット
1、現在OS再インストールで文鎮化するらしいが、appleは早急に対応するだろう。
■今後の予想など
1、M1買い替えのためintel MACが中古市場で大量に売り出される。既にメルカリ等では出品が急増し始めた。PCモバイル市場の20%奪取も可能かと思う。
2、microsoftが開発しているSurface Pro XはM1同様ARMアーキテクチャ採用のPC。64ビットアプリケーションには2021年対応予定。androidアプリは動作不能だがwindowsソフトの資産は大きい。しかしSurface Pro Xが高価なのは大きなマイナス。appleの成功に刺激され今後も開発を進めるだろうが、iphoneチップ開発で多数実績を積んだM1ほどうまく作れないと思う。
3、低価格ARMアーキテクチャのPC登場が熱望される。私個人としてはARMアーキテクチャでLinuxを載せられる高性能・低価格PCがほしい。日本でもキーボード型の約1万円のRaspberry Pi 400が来春発売予定されるが、あくまでも教育用で高性能ではない。ただし1万円PCでも在宅勤務で使えるとなると、この小さなARMーPCの評判は一気に高まるに違いない。
4、これだけの消費電力性能をみるとintelのX86アーキテクチャによるバッテリー駆動モバイルPC市場は縮小せざるをえなくなるだろう。またデスクトップにおいてもプロフェッショナルはともかく、一般的PC利用者はメモリー大量搭載=高性能=高価格という図式にも懐疑的になるだろう。intelの将来は非常に危うい。
5、ARM社はnvidiaの買収によって今後中立性が危ぶまれているのでARMアーキテクチャがどうなるかわからないが、RISCーCPUがますます注目されるだろう。RISCーVとかオープンソースオペレーションシステムも開発が加速するだろう。
あくまでも予想の部分が多数であるが、2020/11/23現状のメモとして記載した。
以上